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不動産投資雑記事

入居者さんに実は密かに比較されている大家

まいど~宮本デスw

福●不動産販売の営業マンから180万円の売り戸建情報を埼玉出張中にもらって、4日後に内覧するアポを取ったんだけど、物件の隣地の方が買いたいとのことで、内覧のアポがドタキャンとなってしまったの。。。

何か女の子との初デートがドタキャンになった感が否めない、ちょっと傷心気味の宮本です。。。(よくある話ですw)

っで今回のお話。

どうも僕たち大家さんは住んでもらっている入居者さんに以前住んでいた物件の大家さんと
比べられている。

ってことを前提に大家業をやっていかないと「前に住んでた物件の方が大家さんもイイ人だったのに。」って思わせてしまい長期入居に繋がらない可能性が。。。

っていうお話です。


ある行列のできるラーメン屋での出来事

奈良県である戸建大家さんが購入された物件をリフォームしているときに、職人さんがラーメン好きで奈良に来たときには一度、寄ってみたいと思っていた「行列のできるラーメン屋」に一緒に行ったときの出来事。

超人気店ということで、12時に行ったらおそらく一杯になってるだろうと思い、早めに行こう!ってことで11時過ぎにお店に到着。

この時点ですでに2組、店の前で待っている状況でした。

僕たちも後ろに並びお店の中から醸し出している美味しい匂いを「クンクン」しながら待つこと約10分。やっとカウンター席に着くことができ、ラーメンを頼みました。(こってり系のしょうゆ豚骨)

カウンターの中では店長らしき人がせわしなくラーメンを次から次へと作っている状態。その隣ではサブの人がチャーハンなどを作ってます。あと接客する若い男の子が1人と3人体制で回してました。

平日のこの時間にこれだけ流行っているのだから、めっちゃ美味しいんやろうなーって「クンクン」しながらラーメンが出てくるまで待っていました。


しかし店長のある行動により味が半減することになるんです。。。

ラーメンが出てくるのを「クンクン」しながら待っている間、接客担当の男の子がカウンターに入って盛り付けの補助をしたり、お客さんから呼ばれたらすぐに御用を聞きに行ったり、テキパキ動いていて愛想も良いしとても好感が持てたんです。

でも店長さん、厳しいのかして、カウンターに接客担当の男の子が入ってきて盛り付けしていると、

「じゃま!」、

「この伝票、何にチェック入れてるや、ちゃんとチェックせんと わからんやろ!」

「俺の動きを止めさすな!」

とか、カウンター越しに僕たちが目の前にいるにもかかわらず、接客担当の男の子を客の前で怒っているんですね。(おそらく日常茶飯事かと。)

「そこに愛があるんか!」って問いたいぐらいでした。

しかし残念ながら、僕たちにはイジメてる感じしか伝わってきませんでした。あとサブの人も接客担当の男の子に強い口調で注意していて男の子がとても気の毒に思いました。
そのうち段々と僕たちも気分が悪くなりました。

ラーメンが出てくるまでの数分間でどんなラーメンが出てくるのか、っていうワクワク感が半減。出てきたラーメンは確かに匂いもイイし、美味しかったのですが、店長さんの行動によって味が半減。

店を出たときの印象が
「二度目は無いな。。。これやったら●●●の方が断然良いわ!」
でした。

折角の新規の客を店長の言動でリピーターにできませんでした。
勿体ないですよね。


っで大家さんの話。

僕と職人さんは超人気店と呼ばれる行列のできるラーメン屋に行ったわけですが、
食べ終わった後に他の美味しいラーメン屋さんと比べて、「あっちの方が断然良かったわ!」ってなりました。

味は良くても店のスタッフが原因で僕たちは別のお店の方が良いという判断を自然にしてました。

っでこの話を大家業に変換します!

幾らイイ物件を作って入居してもらっても(ラーメンの味)、入居者の方が最終的に判断するのは僕たち大家の行動であったり、管理会社の行動ってことになります。(ラーメン屋の店長の行動)

ということはどういうことか、住み慣れてきたけど何かのキッカケで引越でも考えようか!
ってなったときに先ほどのラーメン屋のように大家である僕の印象が入居者さんにとってあまりイイ印象で無かった場合、

「前の大家さんと違って今の大家さん、イマイチ対応悪いしな、そろそろ引っ越ししてもイイかな。」

って引越しようかと思う理由の1つに大家である僕がランクインする可能性があります。

逆に良い印象を入居者さんに与えていた場合、

「今の大家さん、前住んでたとこよりも、とてもイイ人やから もうちょっと住んでおこうか。引越やっぱ面倒くさいし。」

ってことで引越しようかと考えるも「イイ大家」ということで思いとどまってくれる可能性が高くなります。


てなわけで、まとめます!

今は昔と違い、いかに長期入居してもらうかが大家業が安定するかしないかが決まります。

(昔は敷金礼金が沢山取れたので回転率で回した方が良かった)

物件を造ったらすぐに入居してもらうようにどの大家さんも試行錯誤して10年前の貸家とは比べものにならないくらいクオリティーが上がってます。でもイイ物件を造ったからといって長期入居に繋がりません。最後は人であると。

今はクオリティーが高いのは当たり前。

転勤や仕事が替わってどうしても引越しないといけなくなった場合は別ですが、僕たち大家がどれだけ入居者さんのことを思って、入居中に行動できるかが長期入居に繋がる鍵だと思います。

「イイ大家」と思って貰えるようにするには、何かあったら即動いてあげる!
どの大家さんよりも素早く行動する!

この心構えを持って動くことで、
入居者さんの安心感や満足度はアップします。

「投資」と考えるとどうしても数字ばかりに目がいき、入居者さんのことをないがしろにしてしまいがちですが、自分は「大家さん」であると思って「大家業」をやっていれば、
入居者さんのことを自ずと第一に考えるようになります。

以前は「大家目線」より「投資家目線」で数字を重きにおいていた風潮がありましたが、

どうも今後は「投資家目線」ではなく「大家目線」に考え方をシフトした方がイイと思います!(悪い話はすぐSNSで拡散される時代ですし。。。)

以上、入居者さんに比較されてる大家。
というお話でした。

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