まいど~宮本デスw
今回は戸建投資の客付けがなかなか苦手って方や上手いこといかない方に対して、こういう考えのもと進めていけば苦手意識もなくなるよ!っていうお話デスw
早速見ていきましょう!
目次
1. 戸建投資市場の変化と客付けの難しさ
ここ近年、戸建賃貸市場が拡大し、物件の取得や客付けがますます困難になってきています。
私が戸建投資を始めた2008年当時は、戸建賃貸を扱う大家が少なく、少しクオリティを上げるだけで簡単に差別化が図れました。また、珍しさもあり、客付けには苦労しなかったんですね!物件をそこそこのクオリティで作ってしまえばお客さんは借りてもらえるような状況でした。
しかし、ここ数年の不動産投資ブームにより、新規参入する戸建投資家が増え、賃貸物件数が急増。結果として、戸建投資の客付けが難しくなりつつあります。
2. 物件の差別化は限界に達している?
差別化を図るために、多くの大家はコストパフォーマンスの高い設備を導入したり、DIYでリフォームコストを抑えたりと、さまざまな工夫を重ねています。しかし、設備やリフォームだけでの差別化には限界があるのが現状です。
近くのライバル物件がシステムキッチンを設置したとあれば、負けじと自分の物件にもシステムキッチンを導入するなどして設備で互いに競い合ったり、なかなか決まりにくいとなれば賃料を少し下げたり。。。
すると他のライバル物件もそれに合わせる形で賃料を下げてきます。そうなると賃料の値下げ合戦が勃発です。
自分たちで自分の首を絞めるような行動を皆さんとってしまうんですね(汗)
3. これからの戸建投資における客付けの鍵は「大家のブランディング」
人口減少と高齢化が進む日本では、賃貸市場全体が縮小し、客付け競争がますます激化しています。
ライバル物件との差別化を図るためには、「大家自身を知ってもらう」ことが重要になります。
1. なぜ大家のブランディングが重要なのか?
例えば、同じような価格・サービスを提供している散髪屋が2軒あった場合、どちらを選ぶでしょうか?
- ・散髪代が安い方?
- ・少し散髪代は高いが店長との会話が楽しい方?
多くの人は、多少価格が高くても「居心地の良い店」を選びます。このように、単なる価格競争ではなく、付加価値を提供することが重要です。(とはいえ安ければイイ!って方もいらっしゃいますがw)
戸建投資の客付けにおいても、同様の原理が働きます。
・営業マンが覚えている大家の物件を優先して紹介する。
・大家の人柄がわかると、「この大家さんの物件なら安心」と思ってもらえる。
このような信頼関係を築くことで、客付けがスムーズに進むのです。
2. 具体的な大家ブランディング戦略
- 賃貸仲介業者との関係構築
- 定期的に訪問し、顔を覚えてもらう。
- 仲介業者にとって「付き合いやすい大家」になる。
- 物件情報を定期的にアップデートする。
- 物件情報の効果的な発信
- 大家自身の考えやこだわりを伝える。
- 内見時に手書きメッセージやウェルカムボードを設置する。
- 入居者との良好な関係構築
- 入居後のフォローを丁寧に行い、満足度を高める。(例えば設備の故障の連絡が入った際にはできるだけ迅速に修理をしてあげる。とか。)
まとめ
戸建投資における客付けの成功には、物件のクオリティ向上だけでなく、
「大家自身を知ってもらう」ことが重要です。
賃貸仲介業者や入居者との関係構築を通じて、信頼される大家を目指しましょう。
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